| うぶすな作業場から
皆さん、こんばんは。
今日は朝から、大人の写生大会に出かけていました。
えと縄を作るにあたり、毎春、その年の干支にちなんだ神社の視察に出かけているのですが、
来年の酉年にちなんだ神社がなかなか見つからなかったのです。
ちなみに昨年は、申の研究に滋賀と京都まで行きました。
ですので今年は生の鶏の生態を確認すべく、
仕事でお世話になっているタマゴ屋さんまで、全員で鶏のスケッチに出かけたわけです。
筆ペンでサラサラとスケッチする技を繰り広げ、
「デキル感」を全面に押し出してくる午夫。
ぐぬぬ!であります。
私は酉子が大掃除で発掘した「らくがきちょう」にボールペンで。
とんでもない芸術作品なので、ここに載せるのは自主規制します。
本物の鶏の筋肉のつきかた、動きを実際に見てみると、
思ったよりも「モリッ」と肉感的。
肉の部位がよく分かる筋肉の付き方といいますか。
しかもコケー!じゃなくて、ずっと彼女らは「クルルルルル…」と鳴いてました。
てっきり「クワー!」とか「コッケー!」だとばかり。
実際に見て、鳥のプロポーションも分かり、
そろそろ来年に向けて試作づくりが始まります。
さて酉年の「えと縄」は、どんなものになりますでしょうか。
| 日常お気楽日記
皆さん、こんにちは。
普段は注連縄デザイン・制作が本業の「うぶすな」。
ブログを読んでくれている方はお気づきかもしれませんが、実は色々やっている「何でも屋さん」でして。
たまに何が本業なのか分からなくなる程。オホホ。
先日はWEBサイトの制作をさせて頂いた「さいとう動物病院」さんの一周年記念イベント、
「ペットといっしょに撮影会」を企画し、
酉子と共に現場スタッフとして、ワンちゃん猫ちゃんにまみれ、たわむれて参りました。
開幕ピッチャーは午夫と我らが部長の登板でございます。
部長のチョモランマより高いプライドを傷つけてはならぬと思いつつも、わたしは笑いがおさまらず。
この全てにやる気をなくしたお姿。
重力に逆らえぬひげ、ジト目、垂れた手、ペタミーミになった耳、表面張力で膨張した尻尾。
まるでダリの溶けた時計の絵のようなシュールリアリズムではありませんか。
「部長かっこいー!」「わおー、ダンディー!」とヨイショしたものの、
きっと閉ざされた彼の心には届かなかったでしょう。
モデルのやる気を出すために飼い主さんに我々、動物病院の先生も必死です。
とにかくレンズを見てもらわねば。
相手は動物。こちらも一丸となって本気を出すしかありません。
「オヤツ!オヤツ!オヤーーーーッツ!」
「散歩ー!散歩ーーーー!!」と、犬が喜ぶワードを叫びまくる人間達。
外で声だけ聞いてたら、何事かと不審に思われるレベルです。
なかなかペットと一緒にきちんと写真におさまる機会ってないですものね。
しかもちゃんとセットと照明を組んでなんてない体験なので、皆さんに大変喜んで頂けて一安心。
モデルさんもノリノリですわ。
逃げるごは、いねえが〜!
捕獲された無防備ポーズでカメラに睨みをきかせております。
最後にわたくしめの犬も写してもらいました。
酉子いわく「伝説を残した」と。
さも良い感じで、隣に寄り添おうとしたら、
誰が一緒に写るかと言わんばかりに、釣れたての四万十川の天然うなぎのごとくピチピチと暴れまくり。
育ちの悪さゆえ、実にこっ恥ずかしい思いをしましたわ。
この顔も、いかにも不服申し立てを告げそうな感じですしねえ。
撮影完了時には、全員声が枯れてヘロヘロに消耗状態。
まさに真っ白に燃え尽きましたが、
写真の出来上がりを見ると、どの子も素晴らしい可愛さで、飼い主さんもいい笑顔。
いやあ〜大変だったけれど、楽しい撮影大会でした!
また次回もあるかな??
| 暦日記
皆さん、こんにちは。
今日は「桃の節句」雛祭りです。
雛祭りの由来は、中国からやってきた「上巳(じょうし)」という禊の行事なんだそう。
平安時代には、和紙でつくった人形を川に流して穢れを祓う、
「流し雛」のもとになる行事が行われていたようです。
江戸時代に今のように、裕福な武家や町人の間で雛人形を飾る風習が始まったのだとか。
このお雛様。
実は平成の大掃除中に発掘された、かつての「うぶすな」の商品だったものです。
今では残念ながら制作・販売はされておりません。
なかなか味わいのあるお雛様ですよね。
色々と発掘品を見返してみると、
「ああ、こういうものも作っていたのか」とか、「め、迷走している!でも熱意は伝わる」とか、
かなり毎日面白い発見の連続です。
謎の巾着袋とかレターセットとか、注連縄だけではなく本当に色んな試作がゴロゴロ出てくるのですよ。
たった一日だけの桃の節句ですが、
昔の人のように大事に一日を過ごせるだけの余裕が欲しいものだなあと感じております。
気づけば「あ!今日雛祭りだった!うわ、もう深夜0時」というのが現実なのですけども。
| お知らせ
皆さん、こんにちは。
梅の花がきれいに咲く頃は、本当に風が強いですね〜。
最近取りかかっていた仕事が一段落したので、ブログに現れてみました。
仕事柄よく写真を撮ります。
写真が息抜きでもあります。
かつて、自分でイケていると思った写真を無謀にもコンテストに出そうとしたら、
知人の写真家に「こんなもんダメだ!」と一喝された事を覚えております。
あまりに悔しかったのでしょう。
ハンカチを食いちぎりながらながら、あの日から撮り初めて今日に至っとります。
ですが、今あの頃コンテストに出そうとしてた写真見たら、
みたらしだんごをわざとブレさせて撮るという、
斬新という名の、ただの悲惨な出来の写真でした。
何で、みたらしだんご…。
あれは誰が見ても「こんなもんダメ」でしたわ。おほほほほ。若さゆえですわ。
昔自分が撮った写真を見ると、あまりのヘタさに絶望的になります。
今撮ったものも、この先見返してみると絶望的になるのでしょう。
で、何が言いたいかというと、
「かわいいは正義」、「明るいレンズは正義」と申します。
こんな真理をついた言葉はないでしょう。
なんのことはない、
写真ってレンズ次第だなと、レンズ買い替えて思ったという話しでした。
| お知らせ
皆さん、こんばんは。
どうしたことか、大掃除ブームのうぶすな作業場です。
酉子に掃除スイッチが入り、頑張ってくれています。
今迄あえて見なかった、いや、見たくなかった、倉庫に押し込められた箱の数々。
日々大量に謎の埋蔵品が発掘されています。
これがエジプトならば世界的な快挙でしょうが、
三河の片隅でいらない物が大量に発掘されても、話しのネタになるぐらいです。
先日、雨あがりの梅を撮りましたので、季節柄ご紹介したいと思います。
快晴の中での梅もいいですが、しっとりした空気の中の梅もまたオツなもの。
違いが分かる大人の梅です。ダバダ〜♪ダバダ〜。(これ分かるの昭和生まれの方のみでしょうね)
2024年 (2)
2023年 (2)
2022年 (58)
2021年 (183)
2020年 (401)
2019年 (70)
2018年 (69)
2017年 (133)
2016年 (109)
2015年 (86)
2014年 (8)