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うぶすな日誌

うぶすな日誌

 | 日常お気楽日記

ノックするのは何か

皆様、こんばんは。

晴れたと思ったら暑いです。暑過ぎます。
先日、出社して酉子と朝の挨拶をした際、
「お、おはゼエ、ごゼエます。ゼエ…」と、お互い揃いも揃って、息が絶え絶え。
これにはヒイヒイ言いながら笑ってしまいましたが、
息ぐるしい程の暑さに先が思いやられます。

 

20150710

お互い息が合うのも大事ですが、お互い違うのも面白いもの。

最近はSNSなどで、友人と非公開のグループページを作る事が出来て便利ですね。
先日、旅先で各々が撮った写真を全てSNSのグループページにアップしました。
通常は、各自の顔が写っているものを共有するぐらいで、
友人らがスマホで何を撮っていたのかまでは全ては分かりませんでした。

しかし便利な今の時代、どんどん写真をアップして共有できるので、
「ほほう!こやつはここに何を感じ、こう思ったのか」というのが、
写真一枚一枚から伝わって実に面白いのです。
無意識に撮ったものの方が、より分かるのかもしれません。

同じ旅をし、数日間寝食共にしながらも、
見るもの、興味をもつ物、感じるものが違うのは、
いやはや面白いものだなあと。
私に見えていたものが見えておらず、私が見えなかったものを見ているのです。

私の場合、ブログ用の説明的写真、記録用写真、
仕事に使えるんじゃないかというイメージ写真といった、大人のいやらしい計算込みの写真と、
何かパッションを感じて思わずシャッターを押してしまった本能の写真、
大体この2パターンの写真に分かれるようです。
本能写真はロクなものがないですけど。

写真は思った以上に色んなものがむき出しになる、面白い媒体でございます。
ぜひ皆様も夏休みに写真撮影楽しんでみてはいかがでしょう。
家族だけど、友人だけど知らなかった一面が、かいま見られるやもしれません。

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 | 日常お気楽日記

負けられない女の闘いがここにある

皆さん、こんばんは。

ちょっと前の話しになりますが、なでしこは決勝戦で破れてしまい本当に残念でした。
スポーツマンシップとはまさにこの事と言いたくなる、なでしこの清々しい戦いぷりは、
見ていてもグッとくるものがあり、常に三河の片隅より熱烈応援しています。
おきばりやす!なでしこ!そして、お疲れ様でした!

さて、旅の続きです。
一旦小豆島から離れ、話題は高松へ。
高松の友人と合流し、総勢4名で目指すは金比羅さんです。

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途中、こんな素晴らしい風景に次々に出会えます。
日本の夏です。高松の夏。

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金比羅さんは高校の修学旅行、うぶすな有志旅行、そして今回と全部で3回訪れています。
正直高校の頃は、ダルいし年寄りくさいし、何が楽しいか分からないと思いつつ死んだ魚の目でのぼりました。
しかし大人の階段のぼりすぎ、今ならば本当の良さが分かります。
やはり行くべき時に行くというのが大事なのかもしれません。

今回の我々の目的は階段数1368段を登頂し、奥の社の地を踏む事です。
その為、各々が鍛錬をつんでまいりました。
日夜ジムのトレーニングマシーンで心臓を鍛える者あり、
私は負荷のきつい登山で足腰を強化し、この日に備えました。
気持ちは「いざ、鎌倉!いや金比羅さん」です。
どれだけ真剣なのか。恐ろしい。

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写真だけだと風流ですが、実際のぼっている我々の悲惨さはとても写すことができません。
足を捻挫しているにも関わらず、のぼる強者の友人も。
「自分だけのぼれず自慢話しを聞くなど耐えられぬわ」「何がなんでも頂点を目指したる」
「おのれ〜、ここまできて負け戦などなるものか」

このような心の声が聞こえるようです。
女達の執念がうずまく金比羅さんの階段。
誰も「先に行ってくれ。かまわず私の屍をこえていけ」などという者はおらず、
屍になってでも頂点目指すという凄まじい執念が、
あしたのジョーの力石からたちのぼる陽炎のように、ユラユラと出現する始末です。

この時、私は悟りました。
人間を動かす原動力はズバリ「欲望」だと。
私たちは特に禍々しい欲の塊だったゆえ、何が何でも登るという強い精神が生まれたのでしょう。
そして下山したら、居酒屋でたらふく瀬戸内の海鮮を食べると。

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やってきました、おっかさん。
本宮まで785段。
さっそく参拝をすませ、しばし休息。
この写真は地べたから動かずに撮る、その名も「座り撮り」です。

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どうですか、この眺め。
通称讃岐富士と呼ばれる、本名「飯野山」も見えますね。
つい、おにぎり山と呼んでしまう可愛い山です。

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さあ、ここからが本番。
奥の社目指し、ひたすら進みます。
山なので暑さは気になりませんが、やはりしんどいです。
あと何100mと書かれても、それが平坦なのか、それとも急な階段なのかで明暗がわかれる恐ろしさ。

余りのつらさについ、「そんな肉まみれだから捻挫するのだ」「アジアの木彫りの体型め」と言い合い、
お参りをしているのに煩悩がおちるどころか、増える始末です。
「なぜ、このような事に」と、打ちひしがれていると、
友人が「さっき登ってた人、ずーっと嫁の悪口言いながら登ってた」と言うではありませんか。
つらい時に悪態が出まくる。
これは人間のDNAに仕組まれた救済システムなのかもしれません。

暑い時に、言ったところで気温は変わらないのに「暑い暑い」言ってしまうように。
全くもって人間が出来ていません。

「寒い暑い、しんどい、お腹がすいた、やってられん」
つい出てくるこのような思いを、ぐっと自分の内にしまって一人歩く歩き遍路さんは、
そういう点でも修行なのだなと思います。
とても真似が出来そうにありません。

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明けない夜はない。のぼれぬ山はない。
ヨレヨレ状態でついに奥の社に到達しました。
階段数1368段。欲深い為、ひとりの脱落者もなく全員がこの地に立ちました。
おにぎり山も、瀬戸大橋ものぞめます。は〜来て良かった。
ああ、ありがたい。

質素ながらも旅を楽しめるだけの生活と、何とかここまで来れた健康に感謝して参拝し、
奥社だけで受けられるお守りを頂き、あとは帰るのみ。

ああ、のぼって良かったと、感動を噛み締めた一日でした。

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雨雲がいっぱい

皆さん、こんばんは。

のんびりしていたものの、もう7月。
ちょっと焦っておる次第です。
すぐに注連縄シーズンの冬がやってくるかと思うとゾワワとします。
ちょっと気が早いですが、このぐらいの心持ちじゃないと泣きを見るはめに。

ところで毎日雨が続きますね。
ちょっとばかり太陽の光が恋しくなります。

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鳥になりたひ。ちょっと海外まで飛んだり、美味しい魚を直滑降で串刺しにして食べたひ。

ではでは。

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瀬戸内海はハーフトーン

皆さん、こんばんは。
今日は雨がやんでいる愛知県です。
この季節、人形が乾かないのが困りもの。
年代物の布団乾燥機が大活躍しています。
このネタも、そのうち書こうかと思っております。

さて。

青々とした田園風景とお米が美味しかった小豆島。
小豆島は海もいいのです。
大きめのフェリーが発着する港が3つもあり、おお、島とは言え立派な海洋王国なんだと知り、感動しました。
静かな瀬戸内海は、全員不整脈持ち(トホホ)というズタボロの旅人を治癒してくれるようです。

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ポストカードにどんぞという様な一枚。オリーブ公園からです。
こう見ると洋風な海に見えます。洋風な海って何だって感じですけど。

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宿泊先の窓からも海。
とても言えないある理由から窓をあけて寝ましたが、波の音がとても静か。
私は凄まじい寝不足のまま旅に出て、波の音も何も分からぬまま気絶していたので友人からの情報です。

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宿泊先からの眺め。日本の夏ざんす。

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高台から見ると、小さな島がいくつも浮かんで、これまたようござんす。
出向いたのが梅雨まっさかりというのもあるのでしょう。
クリアでコントラストの強い発色のいい元気な海もいいですが、島のけぶったような空気感も大人にはいいものです。
全てがとけ込んだようなハーフトーンの色合いで、
マニアックな話しをするとDICカラーの日本の伝統色って感じで、これまたいいのです。

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二十四の瞳映画村からの海。
「こんな学校の生徒だったら絶対勉強せん、どこにいても勉強せんけど」と思える海です。

 

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どこかは言いませんが、見て分かる人は絶対分かる海。
ここに訪れるのが今回の私のミッションでした。
しかもカフェオレ缶を持って写真を撮るというのが。
「島にはカフェオレ缶がないかもしれん!(失礼)」と、こちらから安売りを買っていったものの、まんまと宿に忘れ、
現地近くのホテルでギャーギャー言いながら再度買い求めるという失態がありましたが、
そんなスットコドッコイな話しはなかったような静けさでございます。

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小豆島から高松行きのフェリーからの海。
これまたハーフトーンな色合い。欲を言えば夕日が見たかったですな。

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特別出演してみました。防波堤を走っております。
これもやりたかった事のひとつです。
本当はこのまま海にダイブするのが目標。
しかし飛び込んでも防波堤を這い上がれない、いい年している、服を着ている等の理由で無理です。

あ〜瀬戸内海はいいですねえ。

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日本の風景が五臓六腑に染み渡る

皆さん、こんにちは。

最近ITムードな、うぶすなです。
以前ブログで、うぶすなの人気商品「招きえと」のサイトを作っていますと書いたものの、
なかなか進んでおりませんでした。
ええ、わたくしが原因で。

普段は江戸支部に在席する、うぶすなのIT職人亥坊から先日特訓を受け、
サイトのコーディングなるものを、酉子と共に取り組もうと思っています。
うぶすなサイトの簡単な更新は自分でやっていますが、
一からデザイン通りに組んでいく、CSSやら何やらとなると、
すでに頭から煙がプスプス出ている始末であります。
感覚だけでやってきた人間にとっては、整然としたマトリックスな世界についていけるのか。
ちょっぴり不安☆

そんな時は、撮りためた四国の写真でも見て遠い目になりましょう。
もとはと言えば、北海道の人気番組「水曜どうでしょう」のお遍路企画で興味を持った四国。
実際に2度出向いてみて相当四国に恋しちゃったので、バンバン写真を連日載せていきますがお付き合い下さい。

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まずは小豆島。初上陸した島ですが、いや〜気にいりました。
山も海も田んぼもあって、田舎育ちには落ち着く事このうえなし。周波数が合うのでしょう。
レンタカーを借りてすぐに、熱狂していたドラマのロケ地だった中山の千枚田に行ってみました。

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雨の中、傘を忘れて駐車場から200m猛ダッシュして訪れたご飯屋さん。
雨で髪が顔面にはり付き、妖怪磯女のような女達が、のどかな田園風景をギャーギャー言いながら走る図。不気味です。

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写真に全てあらわれていると思いますが、ズバリ美味しかった!
千枚田でとれたお米のおにぎり。いつもより多めに光っています。
やはり日本人はお米です。お米が美味しいのが一番。
そして、日替わりでかわるオカズ。この日は小豆島であがったカレイとタコの唐揚げ。
まっこと美味です。
小豆島の名物そうめんのふし入りの味噌汁も、言う迄もなく美味。
フェリーの中でうどんを我慢して、本当に良かった。
空腹で意識混濁していましたが、我慢の甲斐がありました。

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ご飯やさんの前は、小さな神社。
雰囲気がいいですね。

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年のせいでしょうか。元々素地があったのでしょうか。
日本の土着的な日常の風景が、五臓六腑に染み渡るお年頃になりました。
何ともかんとも、ジワジワといいのですよね。
私以外、凶暴で鼻息の荒い女ばかりのメンツですが、この風景でちっとは沈静化されるのを祈ります。

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向かいの軒先にはツバメの巣。
いや〜、いいですわ。いい風景です。

 

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