
| うぶすな作業場から
皆さん、こんばんは。
毎日更新目指してますよ、今年は。
本題です。
日本はそこかしこに神様がいるもんだと、あらためて思う今日この頃。
山、巨木、岩、何か特別な感じのするもの、
何か気持ちがひきしまるもの、大事に守りたくなる場所、
生活のあちこちに神様を感じちゃうのが日本人なんでしょうか。

先日またもや仕事中にラジヲを聞いていたら、
「おにぎり」と「おむすび」の呼び名の違いについて議論していました。
何となく、おむすびはふわっと握ったものかなあと思っていたところ、
「日本おにぎり協会」さんのWEBサイトには、
“神の力を授かるために米を、山型(神の形)にかたどって食べたものが「おむすび」。
「おにぎり」は「にぎりめし」の転じたものと言われています。
つまり「おむすび」は三角形でないといけなくて、「おにぎり」はどんな形でも良いというの説が濃厚です”
と、書かれていますね、と話しておりました。
なんと。おむすびは神様が宿る山の形を模したものだったとは。
しかも三角なのが、おむすび。
「むすぶ」という言葉にも神様がいますね。
水引や組紐など縁起ものは「結ぶ」ものですし、昆布や三つ葉も結びますし、おみくじも木に結んだりします。
「結ぶ」ことで、人と人の縁を結び、良縁を招くという意味がこめられています。
おむすび好きの私としては、ああ、やはり、あの無駄のない完成されたシルエット、
にぎる人によって味のかわる奥深さ、
何でも好きな具を入れればいい懐の広さ、
お米の真っ白な純潔さ、
何とも言えない日本昔話のようなあたたかさに、じわっとくる美味しさ。
おむすびに心奪われるのは、おむすびには形にも、おむすびという言葉にも神様がいたからなんですね。
ただ、食い意地がはってるだけじゃなくて、意味があって良かったですわ。
もともと物は残しませんが、
そんな話しを聞いたら、ますますお米ひとつぶだって無駄に出来ません。
という事で、おむすびの話しを書いてたらお腹がすいたので帰ります。ごきげんよう。
| うぶすな作業場から
皆さん、こんばんは
昨日図書館に来年戌年のデザイン資料を借りにいきました。
岩合さんの柴犬写真集を借りようと思ったら貸し出し中。
「岩合光昭の世界ネコ歩き」を見る度に、
「すごいなあ〜。撮らせてもらっていい?と、猫にお願いしなきゃならないんだなあ」と、
感心しながら見ていました。
「飼い主に従順説」は都市伝説としか思えない自分本位な柴犬を飼っている身としては、
とにかく舐められたら終いや。ガツンと黙らせなあかんのや。わーれー。
というスタンスで動物に接する癖がついており、
まずギロリと睨んでしまうのです。
「クローズ」の世界です。
つまり動物相手に喧嘩を売ってしまっているのです。
どうりで、うぶすなの猫スタッフは私を見てガタガタ震えて、目を合わせず、
パートのYさんのシュナも、私に目を合わさず生あくびをするってものです。
やはりそのような態度でのぞむ写真はロクなものがありませんでした。
私が写した「うぶすな猫歩き」どうぞご覧下さい。




ある意味リアルを切り取った写真なんですけどね。

「あきらかに悪意あるニャー!!!」
すみません…。
| うぶすな作業場から
皆さん、こんばんは。
「うぶすな」には、時々「妖怪パッタン」なる妖怪があらわれます。
突然職場から「パッタン、パッタン」と音が聞こえてきます。
時には「ハァ…」と溜息。
時には「おっかしいなあ」という男性の声。

何のこたぁ、ござんせん。
これは職場の風物詩、午夫がデータをひたすら探す時の音です。
過去のデザインデータ、画像データのDVDやCDを、
ひたすら、パッタンパッタンやって探しているのです。
パッタンパッタン聞こえてくると、
「ああ、今日も何か探している…」と我々は遠い目をするのです。
たまにこちらに「あのデータないか」と飛び火してきますが、
遥か遠くを見え半眼で微笑むのみにしておきます。
※画像は香川の四国八十八ヶ所、根香寺の牛鬼さんです。
| 暦日記
皆さん、こんにちは。
2月18日は「雨水」。
降る雪が雨へと変わり、氷が溶け出し、
大地を潤す頃をさします。

畑や田が雪解け水で潤される「雨水」が、
農耕の準備をはじめる目安になったそうです。
段々と雨が多くなり、春に季節が変わっていきます。
| お知らせ
皆さん、こんばんは。
日頃から、「うぶすな」の午夫とわたし、子美は食べ物の好みが丸かぶりする事が多く、
社内で「ソウルメイト」と呼ばれています。
三時のおやつに、酉子が実験で「どれにします?」とお菓子を私たちに選択させるのですが、
午夫室と作業場は離れており、午夫が何を選んだかは私は知りません。
まだ2択、3択ならば確率として、かぶる事も多いでしょう。
それがお中元や御歳暮の頂き物の、何種類もあるゼリーの箱や焼き菓子詰め合せでも、
恐ろしいほどのシンクロ率なのです。確率は98%近いのではないでしょうか。
このソウルの結びつきのせいなのか、
私がひいた風邪が必ず午夫にうつります。
他の皆には全然うつらないのに。
結果、本日寝込んでいます。
いや〜、うぶすな七不思議のひとつですわ。

というわけで風邪には金柑がいいですね。
子どもの頃、庭に金柑の木があり、とりほうだい、食べ放題で、
血管の中はビタミンCだらけだったと思います。
ナツメの実もなっていたし、毎日むしゃむしゃ遊びながらむしっては食べていたので、
相当健康だったのではないでしょうか。
中国では金色の実がたわわに実る金柑は、
財運を呼ぶ大変縁起のいい木とされ、大変人気です。
以前上海に遊びにいったさい、町中にお年玉袋がクリスマスツリーのように飾られた、
金柑の木を沢山見かけました。
確かに、いかにも縁起のいい見た目ですね、金柑。
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