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うぶすな日誌

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 | うぶすな作業場から

捨てられない

皆さん、こんばんは。

来年子年のえと縄の試作が完成しました。
だいたいの形が出来、人形型の手配も済みました。
ああ、今年も始まってきたなあという感じでございます。

私たちの職場はどんどん物が増えていく、魔の空間なのですが、
それもなかなか物が捨てられない性質だからでございます。
使える日が来るかも。捨てるの!?ダメだって!もったいない。
日々繰り返されるこの言葉。
もったいないお化けさえも「もう、いいんじゃないですか?」と言ってくるほどでございます。

人形の絵付けに使う水入れも廃物利用。
各々プライベートで飲んだアイスコーヒーのカップを律儀に持ち帰り、
洗って使うのですが、そう沢山必要なもんじゃないのでたまるのです。

根っからの貧乏根性が、勿体無くないオサレじゃないやつから使おうと命令するのです。
それを繰り返し使っているので、「いいやつ」の出番がないのです。
写真でお判りでしょうか。絵のついたカップは「いいやつ(上等品)」に分類されます。

「いいやつ」は何か他に使えるかも、絵の具をゆすいでは勿体ないかもという心理が働くのです。
一度は捨てられる運命だったカップさえも勿体なくて使えない。
どんだけと私は言いたい。そしてやはり使えない。そして、物が膨張しつづける職場。
おそろしや。

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