| うぶすな作業場から
皆様こんばんは。
「十人十色」。
中学校の教室の時計の上に貼られていた言葉です。
当時は勉強もせず、まったく向上心もなく、のんべんだらりと過ごしており、
「じゅうにんといろ」と読むとも分からず、
「えーなにあれー。中国語?」ぐらいの知能のティーンでした。
今の藤井四段と比べると銀河系ぐらいの距離を感じます、知能に。
しかし大人の階段のぼると「十人十色」の意味が経験を通して良く分かるってもので、
何も無理しなくてもあんな面白くもない言葉、
脳がおめでたいティーンに押し付けなくてもいいのではないかと。
分かる時が来れば分かるのですから。
まさにその「十人十色」の世界は毎日繰り広げられております。
内職スタッフさんの性格や、向き不向きも人それぞれ。
何でも出来る人、これならば誰にも負けないという専門派、力持ち、アイデアマン、
個性様々、色んな人がいます。
個性が出るのは「納品方法」にも。
型抜き人形の並べ方も人それぞれ。
最近一番「おおお!」と思ったのは、この画像のOさんです。
見てください、この整然と並んだ枯れ山水のような幾何学的な侘び寂び。
スゴイの一言、素晴らし過ぎます。
まさに「十人十色」。
どれもまた良しです。
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