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うぶすな日誌

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 | うぶすな作業場から

真っ暗闇の新幹線と幻の駅弁

皆さん、こんばんは。

先週の新潟出張の続きです。
珍しく集合の豊橋駅に30分以上も前についた私。
吞気にカフェでコーヒーを飲み、おそろしく充実した朝の一時を送っていました。
普段は常にギリギリで生きていたいからのドタバタなのに。
いつもとは違う朝の一時。
それがこれから起こる緊急事態の予兆だったのかもしれません。

 

前日に班長酉子から「東京駅で乗り換えに30分あるので、
今の内に各自買いたい駅弁を決めておきましょう」と。
で、上越新幹線で食べながら向かうという素晴らしいプラン。
酉子は一旦改札を出て先方へのお土産を買い、
先発で千葉に出張中だった午夫と東京で合流するという計画でした。

シウマイ弁当かな〜、いや弁松もいいな。
でも一回外に出ないとだめだからやっぱシウマイかな〜クスクスと、
その日一日仕事よりも弁当の事しか考えていない始末。

やはり罰が当たったのでしょう。
何と行きの新幹線の車内が突如真っ暗に。
かろうじて一つだけ電気はついていますが、トンネルの中で止まってしまったのです。
ざわつく車内。
アナウンスによると、三島とどっかの間で停電したようで、全く動きません。
リアルドラゴンヘッド(漫画です)だなと思いながら、
もし脱出する時は雪のための長靴があるし、闇でも目が利くからいいか、
こんな経験なかなかないしと吞気に思いつつも、
刻一刻と過ぎる時間に「弁当が買えない!!!」との焦りが。

車内アナウンスも皆の怒りをおさえるためか、
若い女子のつたない説明に変更。
女の私でも「やいやい、じゃあ仕方ないね」と思っておりましたが、しかし弁当が!
その前に乗り継ぎも怪しくなってきました。
結局20分トンネルの中には缶詰でしたが、
その後もちょっとずつ遅れて乗り継ぎ時間が最終的に3分に。

 

これはもう無理かもしれない。
最悪午夫に先に行ってもらい越後湯沢で合流しようと思うも、あきらめない我々。
ネバーギブアップ、イエス・アイ・キャンです。
出口にいた上品な奥様が私たちの窮地を聞き、順番をゆずってくれ、
酉子は猛ダッシュで一度改札を出て再度ピットイン、
私はとにかく「上越」の文字だけをたよりにスーツケースをかかえて猛ダッシュ。
午夫はどこにいるのか不明。
とりあえず弁当と土産を事前に買っておいてくれたので弁当の心配はナシ。
とにかく弁当さえあればいい!

動悸息切れでゾンビ状態になりながら、
皆いないけどとりあえず乗っちゃえと無事マックス朱鷺に乗れたのでした。
こういう時は待つよりも各自出来る事をやるべきです。最善を尽くすべし。
皆のが新幹線慣れてますしね、一番怪しいのは私。

LINEで「乗ったよ!」と送ると後2名も「無事乗った」と。
しかし席に座って待つも皆が居ないのです。
何の事はない。号車も席の番号も何を見ているのか全く違うところに座っていただけでした。
まさかの新幹線内で迷子になり右往左往し、ようやく合流しいざ新潟に向かうのでした。
(明日も続きます)

※2枚目の写真は午夫セレクトの弁当。デリシャス!渋好みで美味しかったですわ〜。

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